お金持ちになるために必要な基礎知識5選
1.4つの階層
まず、この世の中は4つの階層に分かれています。
- 労働者階級
- 専門知識や資格が必要な労働者階級
- 経営者
- 投資家
です。
ここで、労働者階級とは俗にいう、サラリーマンです。
サラリーマンは替えがきくので、いうなればパン工場の焼きそばパンに焼きそば詰める仕事と変わりません。
そしてここにいる限り、お金持ちにはなれません。なぜなら、この労働者階級というのは「時間をお金に換算しているだけ」だからです。
よっぽど一握りの人、例えばTOYOTAの社長とか、ソニーの社長とかそういう大企業の社長まで上り詰めたら給与で10億とか20億とかもらえるかもしれませんが、一般の人が目指すには現実的ではないです。
その次の段階が、医者や弁護士などの専門の資格が必要な労働者階級です。
ここに来ると、「ライバルが減る」ので給与が高くなります。
需要と供給の差です。需要が多く、圧倒的に供給が少ない、さらに、専門の知識が必要なのと、「その人にしかできない」から給料が高くなるのです。
「その人にしかできない」というのは実は、価値があります。
例えば、サッカー選手のメッシとか、ロナウドとかも100億円以上稼いでいますが、それは「彼らにしかできない」からです。
歌手や、芸能人などもそうです。
YouTuberも、その人にしかできないからこそ価値があるのです。
なので、自分の専門知識や、自分というキャラのファンをつけて、価値を高めるというのが2段階目になります。
3段階目になって、ようやくお金持ちへの道が見えてきます。
経営者になると、「自分以外の人の労力を使って、新しい価値を生み出すこと」ができるようになります。
そして、その「上澄み」が全部自分の利益になるので、「働く時間」に縛られずに「レバレッジをかけて稼ぐこと」が可能になるのです。
経営者になって、上手く事業が回るようになれば収入は青天井です。
そして、ここになって初めて、「株式での稼ぎ方」「事業譲渡での稼ぎ方」というのが出てきます。
最終段階は、投資家です。
この資本主義社会では、「お金がお金を呼ぶシステム」になっているので、お金持ちになればなるほどお金が集まります。
株式というものは、起業を応援する券です。
株式会社というのは、社長ものでも、従業員のものでもなく、実は「株主のもの」なので、株の価値を高めるために株式会社で働く人たちは働いているのです。
つまり、株を持っておけば、勝手にその会社の人たちが株価を上げるために頑張ってくれる、というわけです。
そして、そのために「配当金」というのを出している会社があります。
有名なのでいうと、コカ・コーラや、KDDIなども配当金を出しています。
そして、一株当たりの配当金を株価で割った%が高ければ高いほど配当金をもらえるので、例えば4%の配当金がもらえる株を10億円もっておくだけで、毎年4000万円お金がもらえます。
そうなんです。
10億円あれば、働かないでも生きていけるのです。
最強なのは、投資家です。
何十億というお金をGETした後は、配当金だけで生きていけます。
もちろん、それなりに買う株の価値や世の中の流れなども見て、投資する先を選ぶ必要はありますが。
2.経営者になるためには
専門の知識や、スキルを身につける、医者になる、弁護士になる、などは実は「ほぼ確実に小金持ち」にはなれる方法なのですが、その方法は大学受験で頑張る、試験を頑張る、だけなので簡単です。
ここで解説するまでもないので、省きます。
では、経営者になるためにはどうしたらよいのでしょうか。
始め方には方法にはいくつかあります。
- 個人事業主
- 合同会社設立
- 株式会社設立
- 投資家から資金を募る
- クラウドファンディング
ざっくり、上の5つです。
別に、1つに絞る必要はなく、何個も同時にすることも可能です。
ですが、それぞれやっぱり資金が必要です。
まず、個人事業主ですが、税務署に書類を出す、これだけです。
やりかたは、リンク先に貼ってあります(国税庁のページに飛びます)。
手数料不要なので、0円でした。
個人事業主の良いところは、「経費で落とせるお金がある」というところです。
これはつまり、車を買うにしても、誰かを雇うにしても「経費」の分には税金がかからないようになる、ということです。
次に、合同会社、株式会社を設立する方法ですが、どちらも株式を発行するかどうかの違い、資金調達ができるかどうかの違いなので、実はあまり変わりません。
どうしても、最小限の資金で会社を立てたいのなら、合同会社(LLC:Limited Liability Company)で充分です。
また、合同会社から株式会社に変更することも可能なので、後から事業が回ってきたら株式会社にしてもいいでしょう。
かかる費用の違いは、合同会社なら6万円程度、株式会社なら20万円程度必要なので、ざっくり14万円の差があります。
株式会社の良いところとしては、「資金調達ができる」この1点です。
また、利益の配分などもLLCの方が自由です。
GoogleもLLCの合同会社をいくつも作っています。
資金調達の予定がない場合は、合同会社で充分でしょう。
また、最初の資金ですが、「銀行からの融資」と「日本政策金融公庫」というところから借りることができます。
しっかりとした、事業計画書があれば、融資してもううことが可能です。
もちろん、返済する必要がありますが、明らかな不当な利率ではないところから借りるのが良いでしょう。
その次に、「投資家から資金調達をして起業する」という方法があります。
これは、「事業計画書」をしっかりと建て、「儲かる見込み」をプレゼンすることで「投資家から資金調達し、起業する」という方法です。
これは、「銀行からの融資とは違い、返済の必要がない」というのが「融資で起業する方法」と違うところです。
しかし、リスクもない代わりに、利益に関しては「投資家にほとんど取られます」。
当たり前ですが、投資家は「自分達の利益を出してくれそうな見込みのある起業家」に投資をするので、出た利益は投資家へいきます。
それでも余るくらいの利益が出た時に初めて自分も稼ぐことができるのです。
失敗してしまった場合は、返済の義務がない代わりに今後投資家から資金調達することが難しくなる可能性があります。
しかし、言うても投資家たちは「自分達に伝わる熱意」や「人脈」なども考慮しているわけなので、本当に「情熱のある人」ならばチャンスはめぐってくるかもしれません。
クラシルの堀江さんなんかも、1回失敗していますが、その後にクラシルで成功しています。
投資家から資金調達するためのサイトなどもあります。そのような投資家達のことを「エンジェル投資家」と言います。
他にも、下記のような資金調達サイトがあります
最後は、クラウドファンディングでお金を集めるという方法です。
クラウドファンディングというのは、「投資家」ではなく「一般の人からも」お金を集めて、事業をする、という方法です。
実際には、このクラウドファンディングも「その人のキャラの信用度」や「事業内容」なども関わってきます。
いずれの方法でも、上記で「経営者」にはなることができます。
では、その後、実際に経営するにあたる、ポイントとは何でしょうか。
それを考えてきます。
3.ビジネスの4原則
まず、どんな商売をするにしても「皮算用でもいいから儲けが出る仕組み」でないと、絶対に成功しません。
そのポイントとして
- 最初のコストが低い
- スケールできる(自分以外の人でも仕事が回る)
- 粗利益が高い(単価が高い、安さで勝負していない)
- レバレッジが効く(インターネットを活用して顧客を増やせる、他分野にも応用できる)
というものがあります。
これは、何十年も前に堀江貴文さんも言及していましたし、Youtube講演家として有名な鴨頭さんも言及しています。
思いつくもので怪しいものも含めざっと挙げていくと、
- 情報商材
- 手数料ビジネス(メルカリやココナラ、ZOZO Town、銀行もそう)
- Googleの広告ビジネス
- インターネット商品販売(Amazon、NETFLIX)
- クラウドサービス(MicroSoftや、ソフトバンク)
などでしょうか。しかし、ここら辺は大手の企業ばかりです。
しかも、素人が手を出して参入できる領域ではありません。
個人でも参入余地のある分野はどこでしょうか。
- 美容外科領域(競合が少なく、粗利がでかい)
- AGAや美容皮膚科、脱毛
- アプリでの手数料や広告ビジネス
- OEM(サプリメントや、健康食品、コンタクトレンズなど)
- Webメディア全般(SNSでフォロワーを稼ぎ、インフルエンサーになることも含む)
これくらいしか、僕の頭には浮かびません。
というか、個人でも爆発的に伸びるビジネスがあれば、既に僕自身が参入しています。
ちなみに、上記のビジネスには現在少しづつ、参入しています。
結果はまだ出ていませんが、いつか収益が出た場合はここのブログでも報告しようと思います。
Webメディアも、実際にはMediaまでいかなくても、このBlogだって体裁もう少し整えればMediaになります。
また実際には、もっとたくさんもアイデアはあるでしょうが、「アイデア自体に価値はない」です。
「それを実現したもの勝ち」なんです、世の中。
だって、Amazonだって、Googleだって、Facebookだって、同じような構想をしていた人はたくさんいたはず。
楽天だって、同じようなアイデアを持っていた人、ZOZOだって、ソフトバンクだってアイデアだけなら思い浮かべていた人なんて何百人もいるでしょう。しかし、そのどれもが、「実現した人」が勝ちなんです。
2020年〜にコロナが流行りました。
そこで、医者の誰もが思ったはずです。
「PCR・・・儲かるんじゃね?」って。
そう。
そんなこと気づいていたけれど、実際に実行に移した人は新橋の「たけ内科」の院長と、「にしたんクリニック」の経営者、西村社長だでしか知りません。
そして、たけ内科の竹内院長は20代のうちにすでに”年収”「5億円」を2年連続達成してます。
西村社長は、200億円売り上げ96億円の”純利益”を達成してます。
そうなんです。
この世の中は、「やったもん勝ち」「実行に移したもの勝ち」です。
訪問診療が来てる、と思って訪問診療を始めた「ファストドクター」。
最近、上場しました。
誰もが思っていたはず。
「訪問診療をもっと誰でも手軽に利用できるような”システムがないかなぁ”」って。
それを、やるか、やらないか。
もちろん、これらの事業は「副業レベル」の片手間で実行するのは難しいかもしれません。
でも「やろうとさえしない人」が成功することは「絶対にない」です。
つまり、「挑戦すること」を辞めないことが大事なのです。
始めたとして、失敗したとしたら、撤退すればいいだけです。
「挑戦」のある人生の方が僕は楽しいと思います。
ちなみに、今僕がやろうとしているアプリ開発は「服のインスタグラム」です。
「素人」がコーディネートした全身コーデをその服イイなと思ったら買えるように整えるサービスです。
と、ここまで書いて、調べたらすでにありました。はい。こんな感じなんですよ、アイデアなんて。
それでも、サプリメントや、コンタクトレンズに無数の種類があるように、「2番煎じ」でも通用する時があります。
なんたって、「メルカリ」だって、もともと「Yahoo!オークション」がすでにありましたからね。
なので、本気でやれば2番煎じでも成功する可能性は十分あります。
4.軌道に乗ってきたら
経営者になって、軌道に乗ってきたとき、選択肢は2つです。
- 売却する
- 拡大する(上場を目指す)
売却するというのは、思い入れのある会社であればあるほど難しいでしょう。
しかし、これで何十億もお金が手に入れば、働かずに生活できちゃいます。それが幸せかはわかりませんが。
次に、上場を目指すという選択があります。売却はせずに拡大していく、という方法です。
これと同じ感じで、Webメディアの売却が流行った時期がありました。
Webメディアも大きくなれば、何億という値段で売れたためです。最近は知りません。
最初からEX(売却)を狙って育てていく、というのもある意味一つの選択肢ではあります。
5.行動しなければ何も変わらない。副業という選択
さて、結局上記の知識は頭にあるのですが、結局「行動しなくては」変わりません。
今の、自分が「雇われ」である以上、それ以上の金持ちになることはできないのです。
いまの仕事の環境が「将来に役立つ」のであれば、そのまま働き続けて、いずれ、起業するのに準備をしてもいいかもしれません。
しかし、今の仕事の延長に「スキルの上達」や「独立や開業、起業のための知識や経験」がないのであれば、すぐにでもアイデアを実現するために早くやめた方がイイです(お金持ちになりたいのであれば)。
しかし、そうはいってもただのんびりと働いていても「給料がもらえる」というのは、実はめちゃくちゃ凄いことです。
独立した場合は、自分が頑張らなければ(軌道に乗っていない時)、収益が発生しないのですから。
なので、そこに出てくる選択肢が「副業」です。
実際に、働きながらでもできる副業は、ある意味貯金をするのには役立ちます。
しかし、その副業も、「いずれ、大きなお金を稼げるようになる」ための副業でなれば、「ただの労働」で終わってしまいます。
なので、副業は副業でもさきほどのビジネスの4原則に沿った副業をするべきです。
なぜなら「時間は有限だから」。
時間をお金に換算している限り、お金持ちにはなれないので、レバレッジを効かせることができる副業をするべきなのです。
では、個人でできる副業レベルのことは何があるでしょうか。
これは上で述べた内の3つしかないですね、僕の今思いつく限り。
- アプリでの手数料や広告ビジネス
- OEM(サプリメントや、健康食品、コンタクトレンズなど)
- Webメディア全般(SNSでフォロワーを稼ぎ、インフルエンサーになることも含む)
「個人の信用を積み重ねる」という点で、SNSでのフォロワー数を増やそうと今必死に頑張っていますが、なかなか増えませんww
難しいですね、、、苦笑
こういうのが苦手なのかもしれませんが、それは、今後も運用してみてって感じですね。
まとめ
この世の中の仕組みは「お金持ちがお金持ちになりやすいようにできている」ということは分かって頂けたでしょうか。
また、労働者である限り、お金持ちにはなれません!
なので、本気でお金持ちになるなら、「自分で事業を起こして、経営する!」これ一択です。
その初期の段階については、銀行からか公庫からか、もしくは投資家やクラウドファンディングで資金を集める。
そして、ビジネスモデルは、コストをかけずに、レバレッジの効く、粗利の高いものをスケールしていく、というモデルがイイです。
皆で、お金持ちになりましょう!