微妙な空き時間ができたので考えてみた
仕事の合間で、微妙な空き時間ができるときがある。
今がそうだ。
外へ出たり、イヤホンしたりすることはできない。
そういう時に、どんなことをして、その時間を無駄にしないで効率的に活用できるか、ということを考えた。
- 本を読む
- 株の動きをみる
- ネットニュースを見る
- メールの返信
- LINE確認
この中で自分の成長につながるものは、読書くらいしかない。
やはり、読書が一番良いのか?
しかし、読書するにも集中力が必要で、その集中力をもってしてまで読むべき本があるのだろうか、そして、その読書によって自分はどれくらい成長できるのだろうか、ということを考え始めるとどうしても気が乗らない。
なので、今日はこのブログを書くこととした。
たどり着いた真実
これを言ったら経営者に何を言われるかわからないが、最近、どれだけ働いても給料が一緒なのであれば、あんまり働かない方が良いのではないか?という一番ダメな奴が真っ先に考え付く発想に至ってしまっている。
というのも、水曜日と金曜日の外来を自分のできるパンパンまで解放したら、この前、外来で10時予約の人を15時に診るというような、働く方も、診られている患者さんも辛い外来が何週間か続いてしまった。
そして、これはいかん、と外来の数を少なくしたらこれだ。
そう、今日みたいに15時くらいで外来がすっからかん。
しかし、昼ご飯も食べずに一生懸命働いていたときと、今こんだけ時間があって、自由にしている時と、どちらも給料は変わらない。
忙しく働けば、そちらの方が自分の成長につながる、というわけでもない。
特に外来の人数や売り上げで評価されるわけでもない。
では、自分が一生懸命働く必要はないのでは?
というか、そもそもこの病院は、手術をするための病院であって落ち着いている人をだらだらと診る必要はないのでは?と考えが変わり、落ち着いていそうな人は、バンバン近医へ紹介して、自分の病院では診ない方がいいのでは?という考えになったのだ。
そうした方が、僕も暇、患者さんも待たなくていい、近医も患者が増えて、win-win-winだ。
そう、これでいいのだ。
世の中には、「楽をしてはいけない」とかいう、謎の理論があるが、そうではない。
「楽をして、周りがハッピーになればそれでいい」
これが、真実なのである。
じゃぁ、皆楽をして、ハッピーになろう!
そう、これが真実なのだ。
そもそも、洗濯機や掃除機が出てきた時点で、それが真実だろう。
そういう便利な世の中になればなるほど、皆ハッピーになる。
それなのに、どうして楽をするのは良くない、というような風潮になるのだろうか?
chatGPTに聞いてみた。
質問「楽をするのは良くない、というような風潮はどうしてあるのですか?」
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答え
「楽をするのは良くない」という風潮は、文化、社会、個々の価値観など、さまざまな要素によって形成されます。以下に、その一部をご紹介します12345:
- 努力と報酬の関係:多くの社会では、「努力すれば報われる」という価値観が共有されています。そのため、「楽をする」ことは、努力を避ける行為として否定的に捉えられることがあります12345。
- 社会的な期待:社会全体が「努力=美徳」という価値観を持つ場合、楽をすることは「怠けている」と見なされ、社会的な評価が下がる可能性があります12345。
- 自己実現と成長:個々の成長や自己実現の過程では、困難を乗り越えることで得られる経験や学びが重要とされます。そのため、「楽をする」ことは、自己成長の機会を逃す行為として見られることがあります12345。
- 健康と安全:物理的な労働や運動などでは、「楽をする」ことが安全上の問題を引き起こす可能性があります。例えば、適切な姿勢や手順を無視して楽をすると、怪我や事故のリスクが高まる可能性があります2。
これらの要素は、人々が「楽をする」ことに対して否定的な見方をする一因となります。しかし、これらは一般的な傾向であり、個々の価値観や状況により異なることを理解することが重要です12345。
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つまり、上記のどれにも当てはまらなければ、楽をしてよいのである。
では、逆に楽をしてはいけない場面はどうか?
- 楽をする=怠ける、という意味の場合は努力した方が良い
- 楽をしている=かっこ悪い、という場合は楽をしない方が良い
- 楽をする=成長できない、という場合は楽をしない方が良い
- 楽をする=危ない、という場合は楽をしない方が良い
つまり、楽をしている=〇〇というものが、悪いイメージの場合は楽をしない方が良いのである。
では、僕の外来の場合はどうか。
楽をする=患者の数を少なくする、という意味だが、僕の働いている病院の性質上、外来がパンパンになって売り上げを作ってもしかたない。というより、手術をする患者さんを受け入れて、バンバン手術するのが今の働いている病院の性質だ。
つまり、落ち着いている患者をいつまでも抱えて数が少ないのは、悪だが、そうではなく、手術が必要な患者をしっかり診て手術しまくる、手術直後の患者を診る、それ以外の患者は診ない、というonとoffをしっかり分ければ、患者の数が少なくても、どれにも当てはまらないのである。(と自分を言い聞かせた)
つまり、楽をしよう!それで、みんなハッピーなのだ!
まぁ、楽をしよう、というより、無駄な仕事をする必要がない、というのが正確か。
近医フォローで十分な患者を抱えて、死ぬほど外来パンパンにする必要は一切ないのである!