思考するとは何か?
考える。とは何か?
考える、ということは、自分の頭の中でしか起こり得ないことである。
自分の頭の中で考えていることは、自分にしかわからない。
それを現実世界に持ってくるには、こうやって言葉にして表に出すか、絵や図にするか、体で表現するか、何かしらのアクションをしなければならない。
つまり、考えているかどうか、を客観的に知る指標は
- 言葉
- 描画
- ボディー(手足を使ったり、顔の表情を作ったり)
の3つしかないことになる。
では、今回は文字にしているので言葉にして考えていることを表現してみたいと思う。
言葉で考えていることを表現する場合
言葉で考えていることを表現する場合、何についてどのように考えているか、というのが一番シンプルだ。
しかし表現の仕方には様々な方法がある。
よく言われるのが5W1Hだ。
- 5W1H(What, Who, Where, When, Why, How):問題やアイデアを整理する際に活用される。
- What:何をするか
- Who:誰が関与しているか
- Where:どこで発生したか
- When:いつ発生したか
- Why:なぜ発生したか
- How:どのように発生したか
今回の場合は
- What:思考についてブログで語ってみる
- Who:自分だけ
- Where:場所は関係ない
- When:2024年4月
- Why:自分の考えていることがグチャグチャだったので、整理してみようと思ったから
- How:調べながら、考えながら
となる。しかし、これでは全く参考にならない。
試しに、chatGPTに思考を整理する方法について聞いてみたところ、5W1H以外にこれらの方法が挙げられた。
- マトリクス図:行と列から構成される2次元の表記法で、関係を可視化するために使用されます。主にマーケティング分野で活用されています。
- ベン図:グループ間の関係を可視化するためのグラフで、共通点や違いを表示します。
- ロジックツリー:特定の問題を解決するために使用される思考ツールで、結論に対して根拠を考えるフレームワークです。
- SCAMPER:問題解決に対して新しいアイデアを見つけるための手法で、7つの英単語の頭文字を用いています。
- ピラミッドストラクチャー:結論と根拠を整理するためのフレームワークで、ピラミッド形状が特徴です。
- MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive):モレなくダブりなく整理するための考え方です。
- So What? / Why So?:主張と根拠を探るための考え方で、深堀をしていくことが可能です。
- 帰納法:複数の事実や事例から共通点をまとめて、根拠から結論を導き出す手法です。
- 演繹法:論理的な法則や具体例を用いて、ある事実を前提に示したうえで結論を導き出す方法です。
上記のうち、SCAMPERとMECEがよくわからなかったので、さらに詳しく聞いてみた。
SCAMPER法(スキャンパー法)
SCAMPER法は、ビジネスと研究開発の両方で既存のアイデアやプロセスの改善、新たなアイデアの創出、市場拡大などに役立つ強力なツールです1。具体的には、アイデアを量産するための考え方で、以下の7つの質問リストを用います:
- Substitute (代用する): 何を代用できるか?
- Combine (組み合わせる): 他の機能と組み合わせることはできるか?
- Adapt (適応させる): どのように適応させることができるか?
- Modify (修正する): どの部分を修正できるか?
- Put to other uses (その他の使い道): 他の用途を考えることはできるか?
- Eliminate (削減する): 何を削減できるか?
- Rearrange・Reverse (再編成する・逆転させる): 順番を変えたり逆転させたりできるか?
これらの質問を使って、既存のアイデアを展開しながら新たなアイデアを生み出すことができます。SCAMPER法は、アイデアのクリエイティブな側面を刺激し、革新的な解決策を見つけるのに役立ちます。
MECE(ミーシー)
MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)は、「相互に独立であり、完全に網羅的」を意味します2。このフレームワークはロジカルシンキングの基本であり、ある課題をモレやダブりなく分類し、要因や対象を整理することを目的としています3。MECEを活用することで、全体を網羅しつつ重複しない論理的なアイデア出しができます。
具体的な例として、以下の項目をMECEで考えてみましょう:
- Substitute (代用する): インクの代わりに鉛を使うとどうなるか?
- Combine (組み合わせる): ペンと消しゴムを組み合わせることはできるか?
- Adapt (適応させる): ペンを手術で使用できるようにするには?
MECEは、整理された思考と効果的な意思決定に貢献する重要なツールです。45
どちらのフレームワークも、アイデアの創出や問題解決に役立つ強力な方法です。ぜひ活用してみてください!
なるほど。
これらはビジネスなどでは使えるかもしれないが、今回のように「思考するとは?」というようなことについて考える際にはあまり役には立たない・・・か?
そうか、というかそもそも「思考をする、というのはどういうことですか?」って聞いちゃえばいいんだ!
ということで聞いてみた。
思考は、知識や情報を組み合わせて問題を解決したり、意見を形成したりするプロセスです。
具体的には以下の点を含みます:
- 情報の収集: 問題やテーマについて情報を収集し、理解します。これは本や記事を読む、インターネットで検索する、他の人と話すなどの方法で行われます。
- 分析と評価: 収集した情報を分析し、異なる視点から評価します。利点と欠点、プロとコン、適切さなどを考慮します。
- 仮説の立て方: 問題に対する仮説を立てます。これは「もしAならばBだろう」といった形で表現されます。
- 論理的思考: 論理的に考え、仮説を検証します。因果関係や前提条件を考慮し、結論に至ります。
- 創造性と発想: 問題解決や意見形成において、創造的なアイデアを生み出すことが重要です。新しい視点やアプローチを考えます。
- 結論への導き方: 収集した情報と論理的思考をもとに、最終的な結論に至ります。
思考は個人の経験、知識、感情、状況によって異なりますが、これらのステップを組み合わせて問題を解決したり、意見を形成したりするプロセスと言えます。
そうか、なるほど。
つまり、「思考をする」前提に、何か「問題」や「テーマ」がないと思考をすることができないのだ。
言われてみれば当たり前だ。
人は1日に3万5000回の決断をしている、というケンブリッジ大学の論文があるらしい。
単純に、朝何時に起きるか、顔を洗うのか、歯を磨くのか、電車までの時間はどれくらいか、どの車両に乗るか、どの出口から出て、どのように歩いて職場へ行くか、職場についてからまずするべきことは何か、患者が来たら、その患者に何をするのか・・・etc...
思えば、ほんの些細なことにでさえ人は決断をして思考をしている・・・といっても、簡単な思考だ。
他のこと、例えば、結婚式場はどうするのか、指輪はどこで買うのか、プロポーズはどうやってするのか、親への挨拶は、結納は・・・etc...
これらのことについても、決断を下さなければならないとき、こういったことに関しての思考は脳に負荷がかかる。
単純な問題ではないからだ。(人によっては単純かもしれないが)
そうすると、先ほどの思考の方法について、という方法が役に立つようになる、、、のか?
なるほど。
つまり、「自分の思考がグチャグチャしているな」と感じた時はまず、「何に関して思考をしなければならないのか、その問題点を炙り出す」というところから始めなければならない。
なんとなく、最近むしゃくしゃしているんだよな、というときは何か心に引っ掛かる問題がいくつかあるのだ。
では、僕の心にあるテーマ(ここでは問題と言わずに、思考すべきテーマと言おう)を炙り出してみたいと思う。
僕が思考すべきこと
- 日眼の単位取得のためにオンデマンド配信を見なくちゃいけない
- 屈折講習会も見なくちゃいけない
- 臨床眼科学会の症例報告の抄録とか作らないといけない
- 業績とかのやつ書かないと
- 先週オペした人大丈夫かな
- 婚約指輪どうしようかな
- 花びらのやつ届くな、どこにしまっておこうかな
- 銀行の合算分の記帳されたやつはいつ届くのかな
- 来年からの進路どうしようかな
- 株をどうしようかな
- 結婚式場とかどうしようかな
- 結婚式誰呼ぶのかな
- 家とかどうするの
- お金どうするの
と、14個しかなかった。笑
1−5は仕事関係、8、9、10はいいとして、それ以外は主に今の彼女(プロポーズは5月にする予定なのでまだ彼女)とのことについてだ。
今考えてもしからないことも何個かはある。
緊急で決めといた方がよいのが、6.婚約指輪どうしようかな、だ。
婚約指輪問題
彼女に婚約指輪何がいい?と聞いたところ グラフ、カルティエ、ハリーウィンストン、かなってことだった。
僕はよくわからなかったけど、とりあえずネットで調べてみた。
・・・めっちゃたけぇええええ笑
特にハリーウィンストンってやつは、人気なダイヤモンドでかいやつは400万円台だとおおおお!?!?!?
年収5000万あって、ちょうどくらいじゃないか・・・
悔しいぃぃぃぃぃ。
お金どうするの問題
テーマ、で行こうと思ったが、これはもはや問題なのだ。
早く年収5000万は超えたい。
資産も早く10億いきたい。
それなのに、現実はまだまだ全然そっちの方向へ進んでいない!!!!くそぅ・・・
それでも、もう眼科医として手術の技術は大体身につけたし、開業してもやっていけそうな雰囲気は掴めている・・・
いつ、そっちのメチャクチャ稼ぐ方に切り替えるか。
やはり、来年か。
婚約指輪だけではない。
他にも結婚式や引っ越しなどでお金がどんどん飛ぶ。
こんなの、僕でさえ「ヒェええええ」って感じなのに、一般の(僕も一般人だけど)年収1000万円に満たない人たちはどうやって乗り越えるのだろうか?
はーぁ・・・。
既に僕なんかよりも年下で、年収7億とかいう人もいるし世の中どうなってんだ!?
自分で事業を始めれば、結構稼げると思ってハゲハゲクリニックを経営しているけど、いまだに赤字・・・
損は減ってきてはいるけど、既にマイナス120万・・・
株をどうしようかな問題
個別株の損切りをまとめると
クオンタムソリューション -60万
Shift -15万
フォーサイド -5万
なんか忘れたけど-5万と、-15万
含み損は
2621米国債(ヘッジあり) -55万 等 合計85万
そうか・・・
株の個別だけで-180万・・・
まじかよ・・・orzzzzz
そして、デイトレは今のところ+41万だ(この前-17万しくった)
つまり、140万のデイトレ+を出さないと、個別株の損は埋められないということか・・・
クソおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
おらがこんな損してたって、改めて思い知ると辛いいいいいいいいいいい!!!!!
orzzzzz
株のお金で、ハリーウィンストン(の一番手軽なやつなら)買えるやん・・・・。
ちょ待てよ・・・。
2020年 +7万
2021年 +11万
2022年 +3万
2023年 +166万
の利益は確定申告でしている。
ということは、187万は増えているということだ。
そして、現在
確定利益 +13万
全ての合計 含み益 70万
くらい+wealth naviからの合計+は70万くらいなので、投資をした結果、
340万くらいは増えていることとなる。(全ての含み損を確定したとしても!!!!)
っっしゃああああああ!!!!!!!!(でも個別株やらなければ、+520万だったんだけど。。。。)
これ以上、損を拡大しないようにせねば・・・・。
あとは、全ての合計含み益の金額だけチェックしていればよいのだ。。。。
よし、スッキリした。
なんだか、頭の中の悩み事がスッキリした感じだ。
あとは婚約指輪を彼女とどれにしようかなって選ぶだけ!
来年の進路は・・・まぁ、もう少しだけ硝子体手術をするという目的で今の病院にいてもいいし、給料目的で転職しても良いし・・・
うーーーーーーん。
来年以降の進路について
これは、また悩むべきことだが、思考法を試して解決していくしかない。
白内障は、まじでもう超普通のスピードでやっても6分前半で終わるし、ICLは慣れだし、あとは本当に硝子体手術をどうするかだけだな。。。
そもそも開業医レベルで硝子体手術をするのか、という問題もある。(そもそも割に合うのか?そんなに症例いるのか?)
でかい病院でさえ、硝子体手術は年間200件あれば良い方。
1件50万でも、かかるコストなど色々引いていけば純利益は15万もいくかいかないかくらい・・・
それを1時間前後かけてやるのか?
まぁ、でも純りえきで15万x200=3000万だから、年間200件も硝子体手術ができれば純利益3000万か・・・
それでも、月に17件近く硝子体手術がコンスタントにあると考えた場合だ。
月に17件ということは、週に4件か。
うーーーん。
4件を半日ではできないだろうから、1日かけてするとなると、硝子体手術のために1日/7日を費やすことになる。
となると、硝子体手術より、ICLを費やした方が儲かる・・・!?
ICLの場合は、1件あたり両眼で60万、利益は30万円くらいだろう。
しかも、30分で両眼できる。術後のフォローも少ない。
そりゃ、1日に10件以上できる。
年間500件やれば、1.5億だ。1日/7日をICLだけに費やしたとしたら、だ。
となると、硝子体手術を極める必要は・・・?
もはや、趣味レベルだ。
自分の納得のいく技量まで高められるかどうか・・・
うわーーー。
ますます、開業したくなってきた。
これはやっぱり8月に来年退局しますって言って、転職するのが良いか!?