前にも話したかもしれないが、僕は本が結構好きである。
好き、と言いつつ、実は学生時代もそんなに本を読んでいたわけではないし、読書家ではない。
本当に気が向いたときに、月に数冊読む程度である。
最近はその本も、ほとんどkindleで買って携帯で読んでしまうか、買っても読まずに積んであるだけの本が大量にある。
今日買った本も、このまま積んでおくだけの本になってしまう可能性がないこともないが、今日は6冊買って、2冊は読み終わった。
読んだ本は、上の段の右2冊
- 「上級国民」橘玲 著(写真裏になっちゃってるけど(笑))
- 「株トレ」窪田真之 著
だ。
上級国民
話の内容は、かなり難しくて、簡単には説明できない。というか、このタイトルはただ流行に乗って付けただけで、内容に関しては政治や社会の仕組み、人類の進化に伴う根本的な男女の思考の差、など読んでいて面白い内容ではあった。
端的に箇条書きでタイトルごとにまとめると
- 日本はここ30年で、中年の職業や肩書、収入などの労働を守るために若者の仕事を奪うような仕組みを作っていた
- モテる=持っている、社会の仕組みと、インセルのテロについて
- 人類の人口爆発と、技術革命、知識の分断、etc.
・・・と書いても、まったくちんぷんかんぷんだと思う。
これを読んで今の自分ができることについて考えをめぐらすこととする。
今後は技術が自分たちが理解のできる範疇を超えてしまうだろう。社会的な動きや、経済・政治、など今でも理解が追い付かないことがたくさんあるが、それが自分の生活、身の回りのことなどもっともっと増えていく。その中で生きていくにはもちろん手に職をつけていくのも大事だが、例えば今のYoutuberなどのように、誰も稼げると思っていなかった職業が出てくるし、だれもが信じていた一流企業に就職すれば安泰というような流れが崩れるような、自分の信じていたことが崩れるような出来事も起きるだろう。そんなときも、「予想外のことも予想内」でいられるように、柔軟な思考でいられるような努力をしたい。凝り固まった思考になってしまうことは、年齢を重ねれば仕方のないこととはいいつつ、それを踏まえたうえで、新しく出てくることも受容できるような思考でありたい。
株トレ
この本は60問のチャートを見ながら、どちらがどう動くかを予想していくという形式の本だ。
ほとんどは、勘でも正解できる基本的な株の考え方であったが、中には「あれ?これは自分の考えていたこととは違うぞ」というような問題があった。それらを踏まえて、この本の自分にとっての重要なポイントをまとめていくと
- 予想外の不運な暴落時には、とにかく売る
- 短期的な動きで上昇や暴落を判断した場合は、リバウンドを意識する
- 下がった時の評論家の意見、「押し目買いです」は信用しない
- 損切りした株でも、その後シグナルが買いであれば買う
- 節目を超えたときは買い時の時と、短期的に上がっているだけの時がある
- ボリンジャーバンド大事
- 時間がしっかり経過して、日柄整理ができているかどうかを確認する
くらいだろうか。
残り4冊
のこり、4冊もまだ読んでいない本がある。楽しみだ。
思うに、お金を稼いで、何にお金を使おうか、と考えたときに一番使いたいのは「本」だ。うん。本屋に行くと、ワクワクする。その気持ちを久しぶりに今日、本屋へ行って感じた。
人間は知識欲の塊だと思う。知りたい、もっと知りたい。これは本だけではなくて、例えば「おいしいご飯を食べてみたい」とか「知らない土地へ行ってみたい」とかもすべて、知識欲なのではないか。
だから、本ではなくても、高いご飯を食べてみたい、とか、旅行したいとかも、もちろんお金を使う目的に入ってくると思う。
人生を彩るのは、こういった「新しい知識である」と僕は思う。