集中力
大学生になってから、集中力が落ちた気がしていた。
何事にも本気で取り組む姿勢が欠けてしまっている気がしていた。
「これは僕の本気じゃない」「これはやりたくない」「あれはやりたくない」「準備ができたらそうする」
そうやって自分を誤魔化して、誤魔化して誤魔化して・・・
集中すれば、大抵のことは難なくできるはずである。
集中、集中、集中・・・
集中する、ということはそれ以外のことは目の中に入れずにただひたすらそれだけのことを頭で考える・・・
考えて考えて、くり返えし、一つのことだけに集中する・・・
iphoneやインターネット、SNSなどをやっているとどうしても、自分の集中したいこと以外の通知や考えが浮かんできてしまい、集中力が散漫する。
なので、集中する時は一切のデジタルを排除する。
それでも、普段生きていて、集中する時間があまりに少なくなってしまっていると、どうしても集中力が落ちてしまう。
集中しているはず、と自分が思っていても、全然力を発揮することができない。
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そういうことに、最近気づいた。
集中するのには、もちろんある程度の知識や経験、も必要だ。
頭の回転だって必要だ。
考える、というエネルギーを最大限に発揮する必要がある。
集中する=考える、ということなのかもしれない。
集中する=本気でやってみる、ということなのかもしれない。
集中しようとしても、パニックになりそうな環境や、焦ってしまう環境であればさらにパフォーマンスは落ちる。
パニックになりそうな時、焦りそうな時こそ、自分の周りの環境がどういう状態かを把握して、整理するべきだ。
集中力を鍛えるにはどうすればよいのか。
何事にも、常に本気で考えて、やってみることである。
考えようともしない事象が最近多すぎた。
要は、現実から逃避していたのだ。
楽をしようとしすぎていたのだ。
そうだ、楽をしようとしすぎていた。
楽をしようとするのは良い。
それでも、「楽をするために、どうしたら良いか」ということについて本気で考えていなかったのである。
つまり、ただ目先の楽をとってしまっていた。
それでは、一向に楽にはならない。
現実から目を背け、自分に負荷をかけずに生きすぎてしまっていたのだ。
それではだめだ。
自分にある程度の負荷をかけ、本気で人生を生きなければ、いったいなんの意味があるというのか。
自分の人生に本気になるべきじゃないのか。
集中しろ、考えろ、本気になれ。