最近のスマホはバカ高い。
しかし、単純に考えてみて、「1日の内でスマホを触っている時間が圧倒的に長い人」ならたった月に1万円くらいの課金で「最新の爆速スマホ」を使えるならそれを買った方が良い、と僕は考える。(もちろんスマホなんてほぼ触らない人なら話は別だ)
なぜなら、スマホの速度が遅かったりバッテリーが持たなかったり、そういう「ちょっとした不快感」が最新のスマホと使い放題にするだけで解消されるからだ。
元来、お金というものはこういった「不快感」を取り除くために使うのが良い、というのが僕の根本的な思想だ。
お金は「好きなものに費やす」というより「不快感」があったり「不便」を解消するために使う。
これの、一番直結することが「最新のスマホに課金する」ことだし、「乾燥機付き洗濯機」とか「最強のパソコン」とかだ。
逆に言えば、「超高級車」とかにお金を費やすくらいなら、それよりももっと少ないお金で取り除ける不具合を解消したい。
僕とは全く違う発想の人もたくさんいると思う。
例えばだが、お金がないのにどうしてもフェラーリに乗りたいと言って節約しまくってフェラーリに乗る人や、どうしても高級バッグが欲しいから食べ物を我慢する、とか。
人それぞれの価値観だから、否定もしないし、それでよいと思う。
ただ、これは独身の人の話だ。
もちろん、家族ができたら違う思想になると思う。
たぶん、僕は子供の教育に一番お金をかけると思う。
それと、安全と健康。
ちょっと話がそれるが、「贅沢とは何か」についてGACKTが語っていたが
「自由に時間を使えるようになること」と言っていた。
これは本質的な点を突いていると思う。
なぜなら、時間が唯一お金では買えないものだからだ。
人生で一番大切なものは何か、と聞かれれば、「時間」だ。
お金はいくらあっても良いものだが、たくさんあったとしても、24時間働き詰めだったら、なんのための人生なのか分からなくなってしまう。
最近よく、FIREとか、働かないで生きていく、というのが流行っているが、あれは誰も声を大にして言いたくなかったこと、かつ真実なのにあまり目を向けたくないことが、このインターネットで自由に発言できる社会になってたくさんの人が言及し始めて気づき始めたということに他ならないし、昔のマルクスの「資本論」で語られたように、資本家はお金でお金を稼ぎ、労働者は労働力を売っているに過ぎないからいくら働いても金持ちにはなれないというのは本当に残酷な真実だ。
さて、話がだいぶあっちこっちにいってしまったが、要するに、お金を使うポイントとしては「不具合を解消し」「時間を作ってくれる」ところ、ということになる。
そして、それ以外に余ったお金はS&P500とかぶっ込んでおけば良い。
とはいえ、株をやり始めて1年、(また話が変わるが)いろいろ合わせて+−0円だ。
勉強になったことは、
「よくわからない会社の株は買わない」ってことだ。
ただのギャンブルになってしまう。
スマホでポチポチするだけで最も簡単に株が買えてしまうから、ついついポチっと買っちゃうが、それで何十万損した(利益が出た分を相殺した)ことか。とほほ。
素直にS&P500の定期買いの自動積み立てでいいのだ。
なぜこんな話をしたかというと、今までの話を全部ひっくり返すようだが、iPhone13 proを買う理由を自分で見つけていたからだ。
さらにiPad miniまで買ってしまった。
実際に買う必要はないし、買わなくてもいいんだけど、だって欲しいんだもん!
欲しいじゃーん!
買う理由に、それっぽい理屈をこねくり回したらこういう考えになった、ということなのである。
せっかくだから、iPhoneとiPadのレビューのYouTube動画を撮影しようかと思ってる。
目も当てられないくらいの動画になるかもしれないけど、いいんだよ、趣味だもの。