全くビジネスのことを勉強してないのに思い浮かぶわけがない
将来は起業して、一儲けするぞ、と思っているのにもかかわらず、ビジネスについて自分は何も勉強していないことに気づいた。
というのも、医者を辞めてサラリーマンになった友達と久しぶりに話をして、気づかされたのである。
その友達は、今はコンサルにいるが医療系の名前のそこそこ有名なところからヘッドハンティングされていた。
今後の方針についてどうすることになったかは、ここでは書かないが、彼と話している中で、「ビジネスアイデアはどう思いつくのか?」という話になったとき、結局、頭の中にいろいろなビジネスのモデルがストックとしてあれば、そのパターンの組み合わせなどで新しいアイデアが思いつくのではないか、という結論になった。
そこで、思ったのである。
「あれ?俺、なんもビジネスのモデルストックないやん」と。
とりあえず、彼のお勧めしてくれたビジネスモデルについて書かれている本を読むこととした。
右脳、左脳
彼との話の中で、「右脳的思考」「左脳的思考」という話がでた。
右脳的思考、というのはデザインであったり、クリエイティブな発想であったり、パッと画像で浮かぶようなことであったり、そういう直感的な思考のことだ。
左脳的思考というのは、論理的に物事を考える力。つまりは、受験で使うような考える力である。
しかし、右脳的な考え方も、結局は受験の時に左脳ばかり鍛えているようで、右脳も鍛えていたのではないか、という話になった。
というのも、ある問題について、たくさんの解き方をマスターしていれば、その覚えている解き方ではない解き方も、パッと突然思いつく、ということがあった、という僕らの経験があったからである。
この書き方で、「あぁ、確かにそうだよな」と納得する人が何人いるか分からないが、僕と彼は、上記のような話をして、「そうだね、うんうん。確かに、受験勉強で実は右脳も鍛えられていたね」というような話になった。
話していて思ったのが、僕も彼も、そして、もう一人友達がいるのだが(今回の話には出てきていないが)、その3人はバックグラウンドが似ているうえに、考え方や、将来の一発当てたい、的な発想も似ているので、いろいろな共通点があるから、話をしていて楽しいのではないかということだ。そして、僕がそう思うと同時に、今僕が書いたようなことを彼が言い始めたので、口では「そうだよね、そうだよね」と言いながら「すげぇ・・・今、まったく同じこと考えてた」と僕は一人でびっくりしていた。(電話越しに)
結論
とりあえず、今の僕にできることは、とにかく「ビジネスの本」を読むことくらいしか、できない。
というのは、実際には医者としての業務があるし、学会の発表のための準備や、専門医の試験勉強、その他たくさんやるべきことがあって(Apex含め)、本を読むことくらいしか、ビジネスアイデアを思いつくためのストックを学ぶ方法がないからだ。
もちろん、本以外にも、Youtubeなどもあるだろうが、結局、Bussiness スクールに通って学ぶことの方が多分、本なんかで学べることの100倍くらいたくさんあるのではないかと思ってしまう。
それでも、結局は、「やったもん勝ち」なのではないかとも思う。
どれだけアイデアを出しまくったって、結局はどこかの誰かが同じようなことは考えているはずだし、それを実行するかどうかに価値が出てくる。
実行するタイミングは、僕はまだ早いから、とりあえずアイデアは山のようにストックとして頭の中にため込んで、いつでも「やる」準備だけはしておこうと思う。