Apexをどんな気持ちでプレイしているだろうか。
もちろん、自分のプレイだけで勝てるとは限らない。
仲間の強さや、連携プレイは勝ち上がるためには欠かせないことである。
しかし、それでも自分の立ち回り一つで実は勝てるようになるのである。
ここの記事ではその基本的なコツについて軽く解説していきたいと思う。
特僕もまだ初心者ではあるが、ダイア帯までは上がることができた。
おそらく、時間さえかければダイヤにもいけそうである。
まだApexを始めて1年くらいだが、最近気づいたそのコツをここに記しておきたい。
ではそれぞれ解説していく。
1.初動は被らないところ
ランクマッチでポイントを稼ぐには、とにかく「順位を上げる」しかない。もちろん、キルポイントを稼ぐためにキルムーブをすることは大切なのだが、キル数を稼ぐことで得られるポイントよりも、順位を上げることで得られるポイントの方が高いのだから、最初のダイブが被って1キルしても死んでしまっては意味がない。
では、被らないためにはどうダイブしたら良いのか。
そのコツは、「後ろ向きで敵のダイブする方向を見ながらジャンプする方向を決める」ことである。とにかく、ダイブするときは後ろ向きで敵がダイブしていく方向を見る。そして、自分がダイブしたい方向へ敵がダイブしていないことを確認して、その方向へダイブするだけで初動で被る確率はかなり少なくなるはずだ。
また、キャラクター選択の際に、自分で「決定ボタンを押してキャラクターを決める」と自分がジャンプマスターになりやすい。
なので、積極的に自分でキャラクター選択決定ボタンを押し、ジャンプマスターを取りに行こう。実際にやらなければ上手くはならない。自分で手を動かしてなんぼだ。
2.敵を見つけたら、遠くでもまず攻撃する
僕は最初の方、敵を見つけても全然攻撃しなかった。しかし、それではダメージも稼ぐことができないし、何より「エイムが上手くならない」。なので、敵を発見し次第、すぐに攻撃するようにしよう。もちろん、スナイパーでしか届かないような距離にいるのに1倍スコープで無理に当てに行くような攻撃は意味がないどころか、銃声を近くの他のパーティーに聞かれることで自分達の位置を教えてしまうことになるから避けた方が良い。
「相手も自分も打ったら当たる距離」で敵を見つけた場合は、まず積極的に攻撃するのだ。しかし、後でも述べるが「敵の位置を把握していないのに突っ込んではいけない」のだ。また、安地が移動している際は注意がある。特に、自分達も移動している時に敵を見つけた場合で、敵が安地に先に着きそうな場合は攻撃しない方がよい。例外はこれだけだ。もちろん自分が安地内にいて、敵が安地外で有利なポジションにいる場合は積極的な攻撃を勧める。
ただ、攻撃の意味は「牽制」と考えよう。積極的に攻撃はするが、ムーブは「いつでも逃げれるムーブ」だ。
後でも述べるが、キルポイントを稼ぐ時に意識することは、「基本的に漁夫」だ。積極的に攻撃する意味は、キルを稼ぐのではなく、牽制と考えよう。
自分のパーティーの実力が不明であるのに、自分だけ上手くても「自分だけプレデター並みによっぽど上手くない限り相手の数に負ける可能性がある」からだ。なので、キルポイントを稼ぎたい時は、「基本的に漁夫狙い」で行こう。1パーティーvs 1パーティで勝てる確率は50%しかないが、漁夫で勝てる確率は70%くらいある。
積極的に攻撃するメリットをまとめると
- 自分のエイムの練習になる
- ダメージを稼げる
- 敵がこっちに来ずらくなる
デメリットとして
- 音を聞いて、漁夫パーティーが来る可能性がある
- たまたま自分だけ1人で、敵が3人集まっていた場合、一瞬でキルされる
だ。しかし、漁夫が来たら、すぐに逃げよう。特に挟まれた場合は高確率で部隊全滅させられるから挟まれるようなポジションは避けて、漁夫が来たらすぐに逃げるのだ。たまたま自分が1人で、敵が3人集まっていた場合でも、よっぽど突っ込んだキルムーブをしない限り、一瞬で殺されるようなことはないはずだ。敵の方に、走っていくというムーブだけは絶対に避けよう。特に、安地が移動している際は、敵を見つけることが多いと思うが、この時は自分も走っている。そのため、敵を見つけたらそっちの方へ突っ込みながら攻撃してしまうことがあるだろうが、それだけは避けよう。自分達が安地に近い有利ポジションにいる時のみ、攻撃した方が良い。そうでない場合(自分達の方が安地より遠い、もしくは同じくらい)は、負ける確率の方が高いように思われる。
3.ピンを刺す
特に、ソロでランクを回しているときは、仲間がどれくらい連携取れるかわからない。なので、自分が積極的に引っ張っていくことをお勧めする。逆に、部隊に明らかに自分よりも強い味方がいた場合(ダイヤ、マスター、プレデター)は、その人についていこう。ピンを刺す理由は、考えていることを共有する、ということなので、意味の分かりにくいピンはやめた方が良い。
ピンの使い方は
- ここに行こう(単純な移動、逃げる時)
- ここに敵がいる(知らせる、攻撃する時)
だけでいい。ここでアイテムを漁ろう、などはコントローラーの使い方が難しくなければ使っても良いが、基本的に上の2つで意味がわかるように使うだけで良い。フルパーティーの場合はボイスチャットで、「よし、ここを詰める(一気に攻撃する)ぞ!」とできるが、ボイスなしの場合はかなり厳しいので、「ここを攻める」は使っても良いかもしれないが。
4.強いポジションを覚える
基本的に、高いところの方が強い。
なぜかといえば、上から打った場合、「頭部」にダメージが入る確率が高いからだ。また、上にいれば、すぐ引っ込むことで相手からの被弾を避けることもでき、ホライズンやアッシュでなければいきなり高所へ移動できないため、相手も攻めに着にくいポジションなのだ。
だから、自分達のパーティーが上のポジションをとっているときは、なるべく下に降りない方が良い。
よく、せっかくいいポジションをとっているのに、我慢できなくなって下に降りていってしまう光景を目にするが、たいてい失敗する。
第一に、「生き残って順位を上げること」を最優先にしよう。キルポイントは、勝手についてくるはずだ。
さて、そうすると、自ずとMAPの中で強いポジション、弱いポジションが出てくる。
覚え方は人それぞれだが、「自分が負けた時に陣取っていた場所」を覚えると、そこでの戦闘が始まってしまった時にすぐに退却して生存する選択ができるようになる。何回やっても、ここから戦闘を始めると負けてしまうな、と言うポジションが存在するはずだ。それを覚えていこう。
5.MAPを覚える&移動は邪道で
ここまでくると、実際にMAPが段々と頭に入ってくるようになるだろう。
そうすると、安地が示されたときに、どのルートでどういうふうに移動したら良いかも自ずとわかってくる。
そして移動の時は、なるべく人が遠らなさそうなルート選ぶのが良い。つまり、邪道だ。
王道のルートは大体のパーティーが通りたがるルートなので、戦闘が始まってしまい漁夫られる可能性が高い。
なので、移動ルートは邪道でいき、王道ルートでぶつかり合っているパーティーの戦闘音に耳を澄ませるのだ。
そこで、8で述べるが、基本的に漁夫狙いで、パーティーがぶつかり合って体力が削られている時に一気に畳み掛ける。
6.遮蔽物を利用し周りもクリアリングする
こんなことは基本中の基本、と思われるかもしれないが、撃ち合いでは必ず遮蔽物を利用しよう。
体が出ている範囲が大きければ、それだけ的も大きくなるのだから、被弾する率も高くなってしまう。
また、真正面だけの敵に意識が向いていると、漁夫で横から来た敵からは丸裸の場合も結構ある。なので、遮蔽物を利用しつつ、周りをクリアリングして漁夫パーティーが来ていないか、自分の位置は他の敵から撃たれるような位置ではないかを常に確認する「癖」をつけた方が良い。
7.敵の位置を把握していないのに突っ込まない
実は、これ、上手くなってくるとやりがちなのだが、「勝てそうだ!」と思うと一気に攻めたくなることがある。
しかし、いったん、そこで考えよう。敵3人ともの位置を把握しているか?自分の仲間も、突っ込む勢いか?
敵が3人いるはずなのに、1人だけダウンしたからといって、むやみに突っ込んでしまっては、自分を的にしてくれ〜!と言っているのと同じだ。
そこで1vs 2になり自分がダウンすれば、2 vs 2となってしまい、せっかく2 vs 3 で有利だった状況がなくなってしまう。
なので、まずは、敵の位置を把握し、さらに、孤立している敵か周りから攻められそうにない敵を3人で確実にダウンさせる方が勝率が上がる。
なので、相手を1人ダウンさせたからと言って無闇に突っ込むのではなく
- 敵の位置を把握
- 倒せそうな敵がいれば周りを確認し
- ピンを刺して、こいつをやっつけるぞ!と合図をして
- 突っ込む
のが一番勝てる。Apexは、数のゲームだ。1 vs 3でやれば圧倒的な差がない場合は、ほぼほぼの確率で勝てる。逆にいえば、最後の9で述べることだが、自分が1人になったら「絶対に勝てない」ので、すぐに逃げるのだ。
8.基本的に漁夫狙い
最初から何度も言っているが、基本的にApexで勝ち上がるには漁夫しかない。
1パーティ(3人) vs 1パーティ(3人)の場合は、周りの仲間の強さに影響されるからブレるだけではなく、仮に実力が一緒であれば勝率が50%だが、2人 vs 3人なら絶対に勝てる確率が上がる。そして、漁夫は戦闘しているパーティのどちらかが全滅した時に攻めるのが最も強い。残っている敵の体力も、人数も少ないからだ。
なので、相手のパーティと戦闘になった場合で、距離が離れていた場合は、少しだけ打ち合ってすぐに逃げるのが良い。戦えば戦うほど、勝率が下がる。勝率が下がれば、ランクは上げられない。
なので、1パーティとガチンコのバトルは避けて、邪道で移動しつつ、王道ルートで戦っている敵がいれば少しだけ近づき、どちらかのパーティが全滅した時点で漁夫を狙いにいく、と言うのが勝ち上がるコツである。
その時、敵が仲間を復活させているところを発見したら、まず打つのではなく、手榴弾やアークスターを投げるのがちょっとしたコツだ。
相手まず、打ち返すより先に移動を優先させるはずなのでそこにダメージを与えられるだけではなく、ダウンしている敵をキルできる。
さて、最後のが実は最も重要で、なかなかできないことだが、勝ち上がるには必須のことをお話しする。
9.仲間を見捨てる覚悟を持つ
何回か述べているが、2人vs3人では勝てない。1人vs3人では絶望的だ。
なので、自分以外の仲間がダウンしてしまって、敵が詰めてきた場合は、絶対に逃げるのだ。戦ってはいけない。
投げ物でもなんでも、相手が自分の方に近づいてくることを邪魔しつつ、全力で逃げるのだ。
そして、箱になった仲間を助けるのは半分くらいで良い。
ほとんどが、近くで敵がいて、助けに行った時にやられる。
中には、見捨てると暴言を吐くような人がいるし、1人になってしまうとなんとも心細くはなってしまうが、「仲間を見捨てる」のだ。
そして、ここからは「とにかくハイドで順位を上げる」。
それが辛ければ、とにかくポイントが0になった時点で、離脱(戦いに行く)するのだ。
この手法は、かなりキツイ。メンタル的にも、時間的にもキツイ。
しかし、ソロでランクを上げるためには、絶対に外せないマインドだ。
10.常に自分の頭で考える。
これは、どんな分野にでも言えることだ。ゲームだけではない。実際に生活、仕事、人間関係など、全てのことにおいて「自分の頭で考える」ことは成長する上で大切な要素だ。
もちろん、こういう記事やYoutubeの動画を見ながら勉強するのは大事だが、いざ、実践となって「頭を使う」ことでそれが初めて生かされる。
逆にいえば、頭で考えることで、実践での結果の理由を自分で理解することができ、段々とコツを実行できるようになるのだ。
これが実は、一番大事なことだ。いろんなことを、いろんな人が言っているし、自分の実力にマッチしていないことをやろうとしても、できなこともある。なので、戦って、考えて、成果を出していくしか強くなることはできない。そこに、「考えて」という工程がある以上、一番大事な要素はこの「常に自分の頭で考える」ことなのだ。
まとめ
どうだっただろうか。もちろん、私はプラチナだから、マスターランクやプレデターランクの人のことの方がよっぽど信頼性があるし、もっと具体的な良いことを言っているでしょう。しかし、「初心者」で「ただ遊びで」やっているだけの僕が最近感じたコツだ上記の10個で、おそらくこのままやり続けたらダイヤくらいにはいけそうなので、ここにまとめてみた。
もちろん、これ以外に、「エイムの練習」や「具体的な武器の選択」、「キャラの選択」など細かいところはたくさんある。
初心者の皆さんの参考になってもらえれば幸いだ。